2017年度卒業生 学習成果公表「通訳シンポジウム」報告【英語スペシャリスト養成プログラム】

2017年度卒業生 学習成果公表「通訳シンポジウム」報告

2018年1月27日14:00より、昨年同様、名古屋会議室(名駅西口)で、英語英米文化学科英語スペシャリスト養成プログラム4年生の学習成果公表の一環としての「通訳シンポジウム」が行なわれました。昨年度は、会議通訳と司法通訳のキャリアが長いプロの同時通訳者である仲田紀子先生に「通訳の実践の現場から…会議通訳と司法通訳」というタイトルのもと、会議通訳と司法通訳の現場での苦労や通訳者としての心の整え方についてご講演いただき、学生たちがそれを同時通訳しました。今年度はコミュニティ通訳をテーマに選びました。

会場風景

会場風景

今年の招待講演は、瀬戸市国際センターに勤務し、外国人相談窓口や医療の現場でのスペイン語通訳を15年以上されているベテラン通訳者の渡辺裕美子先生に来ていただきました。スピーチのタイトルは「『言語と想像力』~言語を学ぶにあたって、想像力をいかにして育むか~」というもので、渡辺先生からは、7年間滞在したぺル-での経験、スペイン語のコミュニティ通訳としての経験をベースに、言語習得と想像力との関係性や通訳者としてのあり方など、ユーモアをたくさん交えてお話いただきました。学生たちにとって、たいへん学ぶことの多い内容でした。

渡辺先生と通訳担当の学生たち

渡辺先生と通訳担当の学生たち

また、学生たち独自のプレゼンも行いました。コミュニティ通訳や教育現場での通訳をテーマに、授業内で学んだこと、書籍から得た知識、そして実際に通訳に携わる人たちからの情報をもとに、その現状や課題について、パワーポイントを用いて発表しました。コミュニティ通訳の分野で知っておくべきことが網羅された、非常に良い発表でした。

学生のプレゼン風景

学生のプレゼン風景

この学習成果発表会において「成果発表」の部分を最も象徴的に表していたのが、会場での通訳でした。通訳担当の6名の学生が、パナガイドシステムという簡易同時通訳機器を使用し、講演と司会進行のすべてを同時通訳しました。何週間も前から、講演者の協力を得、当日話される内容についての情報収集を行い、専門用語などの対訳集作成を含む事前準備をしました。講演は事前にいただいた原稿通りに進まない個所もかなりありましたが、事前に一生懸命に準備をしていたおかげで、みな、非常にプロフェッショナルな対応をし、何とか無事に最後まで通訳することができました。

通訳担当の学生たち

通訳担当の学生たち

また、イベント全体を統括したリーダーをはじめ、チラシ作成などの広報活動、会場や機器の準備などに携わった学生、当日の司会進行役の学生など、ゼミ生全員の努力のおかげでこのイベントが盛り上がりました。そして、授業で適切な指導をしてくださった非常勤の水野眞紀先生には、心より感謝申し上げます。

司会進行担当の学生たち

司会進行担当の学生たち

また、会場には英語スペシャリスト養成プログラムの3年生も参加し、イベントを盛り上げることができました。彼女たちが今回色々と学んだことを、来年度の通訳イベントにつなげてくれると期待しています。

集合写真

全員での記念撮影

*HPへの写真掲載については、参加者の同意を得ている。

(プログラム担当者:水野真木子)