「模擬国際会議」が無事終了しました【英語スペシャリスト養成プログラム】

英語スペシャリスト養成プログラムイベント報告

模擬国際会議が無事終了しました

1月9日に、英語スペシャリスト養成プログラムの4年生が、愛知学院大学、愛知大学の通訳を学んでいる学生たちとジョイントで『模擬国際会議』を行いました。今年度で第4回目です。今回の会場は愛知学院大学の同時通訳ブースのある教室でした。

模擬国際会議では、3つの大学からそれぞれ代表として選ばれたチームが、「国家政策としての障がい者スポーツ推進」というテーマのもとに自分たちの関心のある国を選び、それぞれがその国の代表として、自国の立場について英語でスピーチをし、それを同時通訳するという形態で行いました。金城学院大学と愛知学院大学は2チーム、愛知大学は1チーム出場しました。今年はスウェーデン、ドイツ、アメリカ、日本、オーストラリアの5カ国がその対象となりました。

1つのチームは基本的に3名で構成され、スピーチを3つの部分に分け、交代でスピーカーと同時通訳者を務めました。同時通訳は、通訳ブースのある会議システムを用いて本格的に行われました。どのチームも、スピーチ作成のために長い時間をかけてそれぞれの国の事情を勉強しましたが、国家政策を中心にまとめるという趣旨をきちんと反映したものになっていました。また、日本語への通訳も、同時通訳という制約を克服し、先走ることなく、また自然な日本語で、スムーズにできたチームが多かったようです。スピーカーが、もう少し原稿から顔を上げて、聴衆とアイ・コンタクトをするという課題があったのですが、これについては、ほとんどのチームがなかなか達成できていなかったのが惜しいです。

金城の英語スペシャリスト養成プログラムでは、後期の授業の時間を一部使って、2か月にわたって準備を進めました。3チームがアメリカを選

20170109_SP模擬国際会議_会場風景

会場風景

び、残りのチームは、中国、スウェーデン、イギリスを選択しました。オリンピック・パラリンピックの記憶がまだ新しい時期だったので、下調べもスムーズに進んだようです。ゼミ内の選抜会では全員参加でパフォーマンスを行い、教員の評価と学生たちの投票結果を合わせ、アメリカ1チームとスウェーデンのチームが選抜されました。選抜されなかったチームも、非常によい内容のスピーチを準備していたし、パワーポイントも優れたものが多く、なかなかの出来栄えでした。

鈴木美津子さん

鈴木美津子さん

また、学生たちのパフォーマンスのあと、特別イベントとして、プロの通訳者である鈴木美津子さんに、「私の通訳奮戦記」というタイトルで講演していただきました。英語も下手、「常識がない」「大人の日本語がしゃべれない」「根性がない」とないものだらけという劣等生の状態から、どのようにプロの通訳者になったか、ご自身の経験に基づくお話はとても興味深いものでした。

 

模擬国際会議の当日は、金城学院大学の英語スペシャリスト養成プログラムの3年生も多く参加し、先輩たちのパフォーマンスに感銘を受けていました。

このようなイベントによって、学生たちは世界の国々について、政府の政策という、それまでほとんど関心のなかったテーマのもと、リサーチを通して多くのことを学び、しかも、国際会議という場にふさわしい高度な英語表現を駆使してスピーチをする良い機会を得ることができました。そして、通訳の勉強の成果を同時通訳という形で十分発揮することもできました。また、他大学とジョイントで行うことによって、互いに刺激になり、モチベーションも高まりました。

イベント終了後は、参加者50名ほどで、懇親会を行いましたが、その時に各大学の通訳教育を担当する教員から、学生のパフォーマンスに対する講評が述べられ、学生たちの今後の勉強にとって、大いに参考になりました。3年生は、来年度に向けての決意を新たにしたことと思います。

 

懇親会で

懇親会で

*写真掲載については、参加者全員の承認を得ています。

(プログラム担当者:水野真木子)

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